会津の滝
雄国滝(おぐにたき)


取水用トンネルからの出口です

木々の陰になってちょっと見にくいですが、山の斜面を落ちていく様子です。


山の斜面を駆け落ちるといった感じです。(道路から見た落ちていく様子)

「めぐすりの木」の巨木

 

雄国沼の朝焼け

誰が開けたんだろう!

喜多方市雄国にある滝。

耶麻郡北塩原村から大窪林道を通り、標高1100mの金沢峠へ行く途中に道路を横切って落ちている滝です。雄国山麓の開拓・灌漑用に300年ほど前に雄国沼から引いたそうです。

トンネルから出た灌漑用の水は、豪快な流れになって山の斜面を駆け下りていきます。トンネルの出口付近よりも、上の右の写真のように、少し離れた場所から見たほうが、長い段瀑の姿できれいに感じます。

新緑の芽吹きのころや、紅葉時は、木々の間から見え隠れしながら飛沫を上げて落ちる姿が秀麗です。裾野に行くとただの川になってしまいますが、どのあたりまで段瀑になっているかは不明です。

この林道から眺める会津盆地の夕焼けはすばらしいものがあります。また、雄国沼の6月のつつじ、7月上旬のニッコウキスゲの群落は見事です。また、秋の晴れた早朝の雄国沼は霧が出て一面幽玄の世界になります。冷え込んだ晩秋の朝の霧氷の風景も見事。

 雄国沼 

斜面を彩るつつじの群落

------------------------------------------------

滝への道:

雄国沼へは、塩川口、喜多方口、北塩原入り口と三つの入り口があります。金沢峠に出たらそこから北塩原村に下りていく林道に入っていくと5分ぐらいで滝が見えます。

それぞれに狭い林道を走ることになります。くれぐれも運転には注意が必要です。近い将来は自家用車での進入はできなくなるようです。

冬季は雪で閉鎖になります。

------------------------------------------------

金沢峠から塩川口(中道地林道)へと降りてくると途中に「めぐすりの木」の巨木があります。日本の巨木には、いろいろな樹木がありますが「めぐすりの木」では、日本一ではないかとも思われるような巨木です。林野庁の「森の巨人たち100選」に選ばれています。

数年前危うく切り倒されるところでしたが保存運動が実り、塩川町の銘木・巨木になっています。道路のそばに案内板が立っています。そこからちょっと入ったところで見ることができます。

2003,5

雄国沼での熊さんとの遭遇:

数年前、最盛期のニッコウキスゲを撮ろうと出かけた朝のことである。展望台のそばにはトイレがあり雄国沼休憩舎へいく遊歩道がある。その途中から沼と原を俯瞰した写真をと、もくろんでいたが、あいにくの霧で何にも見えない。

三脚を立てカメラをセットし霧の上がるのを待っていたのである。そのとき休憩舎方向から黒い影が見えてきた。こんな霧の中をご苦労さんと、再び沼の方を見ていたのである。しかし気になって再び、遊歩道を見ると大人の背丈は無いようで、ああ、子供が歩いてきたんだな、と思ったのです。

しかし、まてよ、こんな山の上の道を、まして霧の中を子供が一人で歩くはずが無いと、考えたときは50〜60メートルぐらいの距離になっていたと思います。その黒い影は、四つ足動物特有である歩いているときの前足の肩の部分がムクムクといっているのです。

熊だああああ・・・・声がでなかったですね。相手もこちらに気がつき、停まりました。数秒間だと思います、お互い見合って見合ってです。こちらは三脚の脚を持って、ガタガタ・どうしよう・どうしよう?三脚で防御するしかないな、しかしカメラはセットしてあるし、壊すともったいない、なんてバカな考えをしているうちに相手は、藪の中にサッと入っていきました。思わず突っ張っていた足が緩み、ヘナヘナとしゃがみこんだのでした。

目次へ戻る 表紙へ戻る 次へ